もしも三平方が高校入試から除外されたら起こりうる最悪の未来予想

こんにちは!オンライン講師のいちです
皆さん、お久しぶりです!
コロナウィルスの影響で都立高校の入学試験で三平方の定理が除外されるらしいですね…
これには皆さんも戸惑いを隠せないんじゃ無いでしょうか?
今回は、三平方の定理が受験から除外されることで起こりうる可能性を個人の意見を交えてお話ししていきます。
入試のレベルが一段下がる

三平方の定理といえば、今まで入試でも頻出分野で毎年鉄板のように出題されてきました。
入試に頻出ということは、それだけ重要な内容であり、かつ難易度も高めということです。
実際に、三平方の定理が使えないとなると図形の問題で三平方を考える必要がなくなるので、簡単になるでしょう。
また、問題の中に三平方を忍ばせる、ということもできなくなりますから応用問題も出題されにくくなるのでは無いでしょうか?
一部の受験生は勉強範囲が減って喜ぶかもしれませんが、そう言った生徒は高校の勉強で必ず詰みます。
その理由は後述しますね。
三平方を知らないまま高校生に上がってしまう

はい。これは大問題です。
休校の影響に配慮し、中3の出題範囲を7カ月程度で学習できる分量に絞るための措置だという。除外された内容についても、卒業までに学習するよう求める。
https://www.asahi.com/articles/ASN6C3TYBN6CUTIL007.html
とありますが、確実に

受験に関係ないし勉強しなくていいやぁ
といった輩が現れます。(この記事を読んできれている皆はそうならないことを願う)
実は、高校生の内容である三角比や三角関数といった単元では三平方の知識が前提となっています。
しかも、三角比の概念は三平方をしってても苦手とする人が多い分野なので、三平方をやってない、という状態で臨めばどんどんわからなくなることは間違い無いでしょう。
高校に入ってから三平方を授業で学ぶ

これの何が問題なの?別に問題ないじゃん!
そう思っている人もいるかもしれません。
ですが、高校のカリキュラムは意外と密に詰まっており、単元を追加されると学年内に全工程が終わらない可能性が高くなります。(通常時でさえ終わらないこともある)
そうすると、次学年、さらには大学入試にまで影響が及ぶ可能性があるのです。
こういったことは考慮されたんでしょうかね?
今までにない事態が進行中ですので、手探り状態と言ったところでしょうか。
三平方の定理が中学過程から消える

今年から三平方の定理が中学過程から消えることは十分考えられます。
高校分野から微分方程式や行列が消えたように、これを機に三平方の定理が高校内容になる可能性もあり得ますよね。
日本は変化を求めない社会構造(僕はそう感じている)なので、一回変えて上手く行ったんなら別にもういいんじゃない?となることが怖いですね。
まとめ
今回は、僕がパッと思いつく範囲で起こりうる可能性を述べてみました。
まだまだいろんな影響があると思います。
現在は、誰も体験したことがない未曾有の事態の最中なので、予測ができないことに対応しなければいけないことも増えるでしょう。
他にも、こんな影響もあるんじゃないか?ということがあれば連絡してください。
今回話したことが杞憂になるといいのですが…